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サークル参加申込書セットを読まずに申込している方が、オンライン申込の一部にいらっしゃるようです。申込システムのおかげで形式的な書類不備が防げても、記載内容が注意事項に即していなければ、配置作業のどこかの段階で書類不備同様の扱いとなりますので、ご注意ください(続く)。 |
頒布物概要とサークルカットが一致しない内容になっていた申込が今回もいくつかありました。申込時の最終確認段階で、頒布物概要とサークルカットの内容を照らし合わせてみてください。両者の内容が一致しないと、不一致として不備扱いしています(続く)。 |
頒布物概要に記載されているキャラとサークルカットのキャラが異なる場合も、両者の不一致として不備扱いとしております。根本的に内容が違う場合の他に、キャラ名の誤記ではと思われる例もありましたが、結局判断のしようがないため、やはり不備扱いとさせていただいています(続く)。 |
また、サークルカットに艦これ以外の作品のキャラのみを使用することは、他作品とのクロスオーバーものを内容とするような場合以外は基本的には避けてください。頒布物概要で相当の説明がない限りは、ジャンル不一致の申込と区別がつきませんので、不備扱いとさせていただくケースが多いです(続く)。 |
サークルカット内にサークル名の記載がないものは不備となります。また、サークルカット内のサークル名が配置用データ及び短冊のものと一致しないものもあり、原則不備となります(続く)。 |
郵送申込については、短冊と配置用データの「前回の持込数」「前回の販売実績」「今回の持込予定数」の記入洩れまたは不一致の不備が今回も多かったです。新規申込などで「前回の持込数」「前回の販売実績」が「0」の場合でも「0」としっかり記入してください(続く)。 |
改めて、短冊及びサークル申込書の全ての項目について、油断せずに見直しをお願いします。自分一人で見直しをするだけですと、なかなか思い込みや勘違いから逃れられませんので、他の人に見てもらうという手段が有効です。 |
【配置方針に関して 成年向表現】 |
◆艦これ配置担当 |
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さて、今回もご質問をいただいておりますので、一般向サークルと成年向サークルの配置について、基本的な考え方を説明させていただきたいと思います。艦これジャンルの配置方針としては、キャラごとにまず集め、その中で一般向ごと、成年向ごとになるべく集めるようにしております(続く)。 |
一般向、成年向というのは、作品やキャラという題材を選んだ後の、表現内容、表現手法の話と考えているためです。仮に、まず一般向と成年向を分ける、とすると、同じキャラの島が分かれたり、一般向キャラ島がないキャラも出たりして、非常に違和感のある会場になるのではないかと思います(続く)。 |
このような方針ですが、そうはいってもキャラ島の中でも境界が曖昧だったよ、というご指摘もあるかと思います。これはいくつかの理由が考えられ、まず、頒布物概要から成年向表現の有無の区別がつかない例があります。毎回お願いしていますが、一般向、成人向の記載は明確にお願いします(続く)。 |
次に、混雑対策で誕生日席に混雑が予想されるサークルを配置する必要のある場合には、そちらを優先する場合があります。また、非常に多いパターンですが、あるキャラ全体で2サークル、片方が一般向、片方が成年向という場合、キャラでまとめる以上、原則隣接して配置することになります(続く)。 |
そして、頒布物概要の記載はあくまでも予定ですから、当日に別傾向の頒布物を出すことは当然OKですし、新刊・既刊で混在することももちろんあります。もし、これらを完全に防いで、当日の成年向表現の完璧な分離をするとしたら、サークル活動への大きな制約となってしまうのではないでしょうか(続く)。 |
これらの理由のため、一般向と成年向については、キャラ単位の分類の中で、表現傾向の一つとして可能な範囲で配置分けを行うものであるとご理解いただけますと幸いです(続く)。 |
このような考え方ですので、「一般向と頒布物概要に記載したけれど、当日、成年向表現を含む本を頒布してもよい?」については問題ありません。「できれば隣接するサークルは全年齢向同士にしてほしい」とのご要望については、文字通り「可能であれば」の範囲での対応ということでご了解ください。 |
【男性向(ジャンルコード912)との関係について】 |
◆艦これ配置担当 |
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今回もtwitter等で議論をいくつか見かけましたので、成年向表現の話と関連して、ジャンル331「艦これ」とジャンル912「男性向」の選択についても改めて配置担当者としての考えをご説明させていただければと思います(続く)。 |
ジャンル912「男性向」は、男性向であるという点に主眼を置いている場合のジャンルコードになります。説明のために誤解を恐れずいえば、サークルとして「パロディ元作品が何か」よりも「男性向です!」ということの方が重要である場合のジャンルコードです(続く)。 |
一方、艦これのパロディを行う中で、表現方法の一つとして成人向表現(男性向、女性向両方ありうるところと思います)を用いて表現したいという場合には、艦これのパロディであることがまず主題として来ているものですから、ジャンル331「艦これ」が最も適切なジャンルであると思います(続く)。 |
したがって、「男性向の成年向表現がある場合には、必ずジャンル912「男性向」に申し込まなければならない」ということは一切ありません。ジャンル331「艦これ」に申込んだ場合、頒布物の内容が艦これである限りは男性向表現の有無が抽選に影響することはありません(続く)。 |
どちらを選ぶべきか悩んでいるという場合については、そこで悩める以上、少なくともパロディ元の作品としては間違いなく艦これであり、基本的には作品メインで考えておられるのだと思いますので、ジャンル331「艦これ」の方が周囲のサークルの作品と傾向が近く、正解であるように思います(続く)。 |
このように、ジャンル331「艦これ」とジャンル912「男性向」のどちらに申し込むかというのは、頒布物の内容に加えて、その頒布物をサークルとしてどのように考えるかということから判断していただいているものですので、どちらかだけが正解であるということは基本的にはありません。 |
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頒布物概要は、配置担当者に対して配置の希望を文章で詳細にきちんと伝えることができる場所です。そのため、頒布物概要とサークルカットでは、頒布物概要の方をより重要な判断要素として分類分けを行っております(続く)。 |
オンライン申込での注意ですが、オンライン申込時の基本情報の「頒布物概要」とオンライン申込追加情報項目の「補足説明」は別ものです。「頒布物概要」は配置担当者宛て、「補足説明」はWebで公開される一般参加者宛てのアピールとなります(続く)。 |
「補足説明」は配置担当者には渡らないため、例えば「頒布物概要」に「ちょいエロあり加賀メイン」、「補足説明」に「赤城×加賀で微エロ表現ありですが、全年齢対象で成年向表現はありません」と丁寧に書いてあっても、配置担当者では「加賀、成年向」としか認識できません。ご注意ください(続く)。 |
このように、「補足説明」欄に記載された内容は配置担当者の目に触れませんし、申込後にWeb上からWebカタログ用に「補足説明」を変更しても「頒布物概要」が変更されることはなく、配置では考慮されませんのでご注意ください(続く)。 |
オンライン申込の場合に頒布物概要に延々と作品の詳細な場面展開を書いていただいた結果、長すぎて後半部分が配置用短冊に出力されない申込が今回も数件ありました。300字程度は出力されますので通常はご心配いただくことはありませんが、注意例としてご紹介しておきます(続く)。 |
また、今回もアンケートの方にキャラ寄せ希望等を記載された方が居ました。事前にアンケートは全て読んでおりますが、実配置作業中となると、アンケートを見ながらの作業にはなりません。そのため短冊の頒布物概要欄に記載がないと、配置に反映されない可能性があります(続く)。 |
頒布物概要の内容が薄い場合、後はサークルカットしかありませんが、大抵は「このカットのキャラが出るかも」以上のことは配置担当者には伝わりません。頒布物概要に「艦これで何か」「本、グッズ」程度の記載しかない申込は、はっきり申し上げれば頒布物の内容不明であり、論外です(続く)。 |
頒布物概要の記載が薄かったり、「とりあえず○○」「もしかして▲▲」等、現実の頒布物がどうなるかについて真摯に書いていないと思われるものは、頒布物概要で明確に希望を記載されているサークルに比べて、頒布物の内容が不明瞭である以上、抽選時に不利になる可能性が高いです(続く)。 |
と書いていたところ、今回の申込期間の終わりころにtwitter上でこの部分について相当議論があったのを拝見しました。趣旨としては、申込時点で頒布物が不確定であることがダメということではありません。申込時点では本番は相当先の日ですので、当日の頒布物に不確定な面は当然あると思います(続く)。 |
ただ、不確定な部分があるなりに、こういう本を描こう、こういう本を描くつもりです、ということをしっかり説明しようというときに「とりあえず」「もしかして」みたいな言葉は普通出てくるでしょうか、ということです(続く)。 |
なお、頒布物概要のベーシックな記載例については、この一言コーナーの後半の分類説明のところで分類ごとにいくつか挙げておりますので、ご参照ください。 |
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キャラものに関しては「艦種→型→キャラ」の順番に分類して配置しています。2キャラの組み合わせについては、同型艦であれば大抵の場合それぞれのキャラの間に配置することができますが、複数の組み合わせが存在する場合や申込数の都合上そのようにならないときもありますので、ご了承ください(続く)。 |
一方、艦種や型をまたいでいる2キャラの組み合わせの場合には、両キャラの間に配置する形にはならずに、一方に寄せることになるのがほとんどです。中心キャラが記載されていればそちらに寄せることが可能ですが、記載がないとサークルの意図しない側に寄る可能性があります。十分ご注意ください(続く)。 |
中心キャラの指定がないときには、いずれかのキャラ寄せとなる場合の他、オールキャラ寄せとなる可能性もあります。このような問題がありますので、複数キャラが登場する場合、カップリング、グループものである等の記載の他、寄せ先希望のキャラがいる場合には、その旨きちんと記載してください(続く)。 |
特に、合体申込でそれぞれ中心キャラが違う場合、各サークルの頒布物としての中心キャラ等の記載とは別に、前記【合体申込上の注意点】でも説明したとおり、合体2サークルとしての寄せ希望については、お互いによく話し合ったうえで、こちらにそれが伝わるような記載をしてください(続く)。 |
艦種をまたいで3艦以上の複数キャラとなる場合は、中心キャラの記載がある場合には中心キャラ寄せに、記載がなければ原則オールキャラ寄せとなります。ただ、「西村艦隊」等の定型グループについては、グループでまとめたのち中心扱いの多いキャラ(西村艦隊の例であれば時雨)に寄せることがあります(続く)。 |
西村艦隊の例でいえば、基本時雨に寄せており、扶桑型からは離れていますが、これを扶桑型とも寄せるためには、駆逐艦と戦艦が隣接し、さらに時雨と扶桑型が隣接するように配置することが前提となります。しかし、このような配置が実現できることは極めて稀ですので、ご理解いただければ幸いです(続く)。 |
と毎回言っていましたが、今回はついに諸条件整い、時雨と扶桑型を隣接させることができました。もっとも、毎回やるのは難しいところです。定型グループの場合も、特定キャラへの寄せ希望が明確に記載されている場合には、可能な限り希望に沿って配置を試みますので、その旨記載をお願い致します(続く)。 |
同一艦種内で型をまたいで複数キャラとなる場合には、多くの場合「駆逐艦オール」や「空母オール」という形で分けて、それぞれ駆逐島や空母島内の適宜の場所に配置しています。「第○駆逐隊」等の定型グループについては、グループでまとめた後、中心となるキャラに寄せる場合があります。 |