配置担当
【コミケット86 はじめに】
今回も「配置担当者の一言コーナー」をお送りいたします。とはいえ、準備会の中は来年行われる「コミケットスペシャル6」や「くろケット」と夏コミの準備が並行して行われていて連日てんやわんやです。このカタログが出る頃、どれくらいの情報が解禁されているか判りませんが、是非とも参加する方向でご検討くださいね!
【コミケットスペシャル6】
今回のカタログでも色々と発表があるコミケットスペシャル6と、同時開催の黒子のバスケオンリー即売会「くろケット」について。配置担当は多分ではなく「絶対に」配置作業に駆り出されるでしょうから、腹をくくって「未曾有の年3回配置作業」を楽しみたいと思います(苦笑)。たくさんのご参加、お待ちしておりますね!
【コミケWebカタログ】
前回も各携帯会社さんが移動基地局を設置してくださいました。Webカタログを活用されていた方々は、当日の使い勝手はいかがだったでしょうか? ちょっと小耳に挟んだ話ですが、当日はWebカタログのサーバーには処理が追いつかなくなることは無かったとのことです(続く)。
Webカタログは今回から、有料会員のみの優先接続サーバを用意します。快適に使いたい方は、是非とも課金をお願いします。また、画面デザインも、スマホ・タブレット対応含め、手直しを加えています(続く)。
共信印刷さん開発のスマホアプリ(カタロム購入者のみ)や、コミケWebカタログからAPIを使ってのアプリを使えば(有料会員のみ)、スマホやタブレットにデータを置き、当日はネットワークに接続しない使い方も可能です。
【オンライン申込】
今回もオンライン経由で申し込まれた方が8割を超えています。とはいえ、郵送申込をしている方に「オンラインに移行せよ」みたいなことは一切無く、担当者によっては「郵送の方が味があっていい」と言っているくらいです。それぞれ一長一短はありますが、私たちはその申込から何かを感じ取れれば、方法は問いません(続く)。
とはいえ、それぞれの一長一短で一番顕著なのが「頒布物概要」の記述です。郵送の方は「簡潔に書いてあるが、簡潔すぎて判らない」、オンラインの方は「色々なことが書いてあって、申込の要点が纏まっておらず、どこに配置して良いかわからない」、てな具合です。その辺も含めて各配置担当者が色々なお願いを書いています。
毎回ですが、締切時間までにサークルカットのアップロードが終わらなかったり、仮のサークルカットのままで終わってしまっている方も結構な数に達しています。そのような申込は当然のことながら、配置担当者には渡されません。これを読んでいる今からでもサークルカットの準備、始めてみませんか?
【まとめてみた】
何をまとめたかというと、各配置担当者がそれぞれで書いている「頒布物概要の書き方について」をざっくりとまとめてみました(ぶっちゃけてしまうと、書きすぎてあふれちゃいましてね……)。パロディ系のジャンルで申し込まれる方は、基本事項としてこのまとめと、ジャンルごとの詳細については各ジャンルをお読み下さい。
【ツイッター】
@comiketofficial 準備会では、告知やお知らせ用としてツイッターを利用しています。アカウントは先頭にあるとおりです。基本的にお知らせ用なので頻繁につぶやくことはありませんし、他の方とも絡みませんが、フォローしておくと忘れがちな締切や公式サイトの更新情報、今回の変更事項などを知ることができます。
【一言コーナー】
「配置担当者の一言コーナー」は今回の申込をベースとして、各担当者がそのジャンルの配置作業を行っていて気がついたこと、またはこれから申し込まれる方へお願いしたいことをお伝えするコーナーです。本音に近い部分で書いておりますので、少々表現がキツい所もあると思いますがご容赦ください。
【一言コーナーはジャンルコード順】
一言コーナーの掲載順はジャンルコード順になっています。毎回「ジャンルのページの下にそのジャンルの一言を掲載してほしい」とリクエストがありますが、各担当者の一言の分量とカタログに掲載されているジャンルページ数を一致させているわけではありませんので、かなり無理っぽいです。ご容赦を。
【一言コーナーバックナンバー】
先に宣伝しておきますが、過去の「配置担当者の一言コーナー」がバックナンバーとしてコミケット公式サイトにて公開中です。基本的に前回カタログ掲載分までが掲載されていますので、前回申し込んだのに落選、どうも書類不備らしいがどこを注意すればいいのかわからない、というそこの貴方! 必見です!!
頒布物概要の書き方の案内(パロディジャンル版)
【はじめに】
数回前まで、頒布物概要に記載してほしい項目について、各配置担当者が各々お願いを書いており、内容の重複が多く見られました。前々回からは各ジャンル共通の項目をまとめてこちらに記載します(続く)。
共通の項目ですので、パロディジャンルであればジャンル移動をした場合でも内容に大きな違いはありません(続く)。
これからお願いさせていただくのは基本の形ですが、これを守らないと不備になるということはありません。また、ここに書いてある以外にも各ジャンル独自のお願いがある場合がありますので、申込予定のジャンルの担当者から一言にも目を通してください。
【頒布物概要とは】
自身のサークルの頒布物の傾向を説明する項目です(頒布物の題名やあらすじではなく"傾向"です)(続く)。
配置担当者は頒布物概要とサークルカットの両方を見て、近い傾向のサークルが並ぶように配置を決めていますので、なるべく詳しく書いてください。具体的には次項をご参考ください。
【作品名、タイトルを書いてください】
「作品名・タイトル(あればシリーズ名、1・2・3…なども)」「著者」「メーカー・レーベル・出版社」など、持込を予定している頒布物の元になる作品が特定できる情報を具体的に書いてください。
【キャラクター名、カップリング名を書いてください】
頒布物で主に登場するキャラクター名を書いてください。必ずしもフルネームで書く必要はありませんが、省略や当て字は使用しないでください(続く)。
また、カップリングがある場合は「攻×受」と表記してください。見やすくなるように、キャラとキャラの間に「×」も入れてください。カップリングが複数ある場合はメインがどれか分かるように記載してください(続く)。
カップリングが無い場合は「○○中心」、メインのキャラクターを特定していない場合は「オールキャラ」などを書いてください。
【作品の表現形態を書いてください】
“マンガ”“小説”“イラスト”“自主制作ゲーム”“音楽"など、どのような形態で作成する予定かを書いてください。また“グッズ”の製作を予定している場合は、具体的な内容・形も書いてください。
【作品の傾向を書いてください】
“ギャグ”“シリアス”“ほのぼの”など。自主制作ゲームの場合はジャンルも書いてください。成年向作品を頒布する予定の場合はその旨を書いてください。また、“女体化”などの傾向も書いていただければ、ジャンル毎に切り口は違うとは思いますが、配置の参考にいたします
【頒布物概要とサークルカットの内容は揃えてください】
配置担当者は頒布物概要とサークルカットの内容(イラスト・文字情報)の両方を見て配置を決めています。この二つに違いがある場合、どちらか一方に合わせて配置することになりますが……(続く)。
貴方が意図したものとは違う傾向に配置されてしまうかもしれません。これを防ぐために、頒布物概要とサークルカットの内容(イラスト・文字情報)は揃えてください。
創作(少女)配置担当
【傾向の違う合体】
「傾向の違う合体で申し込んでいます。創作(少女)ではかまわないと一言にあるが、他ジャンルではやめてほしいとしているところも」という質問をいただきました。確かに対応に困りはしますが、これも創作の自由度の高さと割り切っています。どういった場所が望ましいか、概要やアンケートに記載していただければと思います。
【百合通り】
「百合通りに配置されるにはどうすればよいか」という質問をいただきました。サークルの傾向を概要に書いてください。過去何度か書いていますが、創作としては自由度を優先したいため、明確なサブジャンルという分け方をしたいと思っていません。概要に書いていただいた傾向で分けていますので、ご記入をお願いいたします。
【概要に記入をお願いします】
創作では概要欄の内容とカットから配置をしています。概要欄の記入が配置の頼りです。どんな場所が望ましいかの希望も含めて細かく書いていただけると助かります。よろしくお願いいたします。
【配置数】
「マイナージャンルの配置数は人気ジャンルの数に押されて減ったりするのでしょうか?」というご質問をいただきました。パイの切り分け問題ですので、人気ジャンルの影響で総申込数が増えれば全体内での割合が減って影響が出ます(続く)。
ですから配置数が減ると言われれば、人気ジャンルの影響というより、全体から見ての割合の低下が理由になります。もし人気ジャンルの影響であるなら、新規に増えたというよりは、そのジャンルに移ったサークルが多いからになります。それを人気ジャンルの「せい」というのはちょっと抵抗があります。
【サークル受付】
「サークル受付の列で通路を通れなかった。」というご意見をいただきました。9時ごろまでスタッフがサークルを巡回して回って受付をしています。それを過ぎるとサークル受付窓口での受付をお願いしています。皆さんが早く入場して巡回で受付を済ませていただけると、列はできないで済みます(続く)。
巡回受付を済ませていただければ、窓口に並ぶ必要もありません。巡回受付に間に合うように早目に入場してください。なお、比較的ベテランのサークルさんに窓口での受付をする傾向が強いよう聞いています。よろしくお願いいたします。
【入場待ちの少ないコミケ】
「抽選漏れで一般参加。6:30過ぎに一般列に並び、10:30前には会場内に。入場待ちの少ないコミケは、もっと声高にアピールされても良いのでは?」というご意見をいただきました(続く)。
準備会としてはなるべく早く一般参加者に会場内に入ってもらえるようしています。これは夏の炎天下や冬の寒空にいる人を、一刻も早く会場内に入れることが、倒れる人を出さない準備会側でできる最大の予防策になるからです(続く)。
また、始発後に来て短い入場待ち時間で入場できているということは、徹夜の価値がそれだけ低いことになり、有効な徹夜対策と考えています。
【トイレの変更について】
「男性向けトイレを女性向けに変えたとき、放送でわからないことはないが、近くに行かないとわからない」というご感想をいただきました。トイレの変更については放送だけでなくカタログに載せていますし、POPも作っています(続く)。
会場のPOPをつぶすことはさすがにできませんし、日によって変更するトイレの場所も変わるため、立て込み等の必要な大掛かりな告知はできません。なるべくわかり易いPOPをと工夫していますが、壁面の限りあるスペースを使ってのことですので、わかりにくいこともあるかと思います。ご容赦ください。
【アンケートの記入】
「アンケートに改善してほしいことを書き続けたら、落ち続けたのでもう書きたくない。本当に抽選とはまったく関係ないのか?」というご質問をいただきました。まず皆さん向けに一般的な回答を。アンケートに書かれた事は当落には一切関係ないので、遠慮なくご記入ください。配置への要望や当日の感想など、ちょっとしたことでも何でも結構です(続く)。
皆さんの声が改善の手がかりになります。何より担当者の励みになります。どんな場所が良いとか配置について書いていただければ、当選時に配置場所の参考にさせていただきます。忌憚なくご記入していただけるようお願いいたします(続く)。
次にこれを書いていらした方への個別の回答になります。申し訳ないのですが、ここ数回抽選以前にふるい分けられており、配置担当者に書類が回ってきておりません。書類不備など色々と確認なさることをお勧めいたします。アンケートが理由で落選しているわけではありませんので、ご理解ください。
【カタログの効用?】
「昔から危険物扱いされているカタログだが、痴漢撃退に役立ちました。バッグに入れて振り回したらクリーンヒット。以前のもう少し重いカタログなら致命傷だったろうに」というご感想をいただきました。さぞかし怖い思いをしたことと思います。ご無事で何よりでした(続く)。
こんなことで日ごろ言われる都市伝説を確認できたのはちょっと微妙な感じになります。護身のためにも冊子版カタログをぜひ。
【夫婦初めての共同作業】
「結婚して夫婦初めての共同作業が同人誌作りでした。今まで1人でしたが、これからは2人で楽しさも2倍」というご感想をいただきました。うらやましい限りです。昔先代代表の米やんが言っていた「おじいちゃんおばあちゃんが孫子を連れて来れるコミケット」の実現のため、末永くお幸せにがんばってください。
【ジャンル存続について】
実は配置担当者間ではここ数年言われていたのですが、創作(少年)と創作(少女)を統合してはどうか? という話が出ています。商業誌でも、少年マンガ・少女マンガの垣根が低くなってかなりの年月が経ちます。是非サークルさんのご意見を伺いたいと思います。アンケートにご記入をお願いします。
創作(JUNE/BL)配置担当
【ジャンル名称について】
恐れていた「BLではなくJUNEに配置してください」というご要望をいただいてしまったので、ジャンル名称の変更の経緯を再び。「JUNEという言葉自体が若い世代には通じない」等のご指摘を受け、ジャンル名に「/BL」が加えられたのがC82のことでした。これはJUNEとBLを区別しようというものではありません。
【ゲイコミックについて】
初申込の方のためにも、繰り返し申し上げますが、申込ジャンルがJUNE/BLで、作品傾向が「ゲイコミック」(主として男性読者向け)の方は、「頒布物概要」にその旨を必ずご記入ください。書き方は、「ゲイコミック」か「男性向」だと明確ですが、「ホモ」では判断に迷います。「ガチホモ」ならほぼ迷いませんが……(続く)。
男性執筆者なら「男性向け作品」という判断はできません。女性向けBLを描(書)かれる男性もいらっしゃいます。また、女性執筆者で「男性向け」に配置希望の方も「頒布物概要」での明記が必須です。時に判断に苦慮する表現がありまして、例えば「バラよりのやおい」は結局「女性向け」と解釈してよいのでしょうか?(続く)
「JUNE/BLは女性向けジャンルなのだから、ゲイコミックはジャンル違いでは?」というご指摘も一部にはあります。これについては、まだBLという言葉もなく「耽美系」と呼ばれていた時代に、創作(JUNE)に申し込んだ男性向けゲイコミックサークルを受け入れてきた経緯があるとご理解ください(続く)。
その時代を知る人も減り、一方でサークル数が増えた現在、ゲイコミックの扱いが今のままでよいのかどうか、配置担当者としては悩むところです。なお、一部に誤解があるようですが、「ゲイコミックをJUNE/BLへ誘導する」という意図は持っておりません。本来は男性読者向けなのですから、男性向ジャンルへの申込も当然OKです。
【ショタについて】
最近「男性向けショタ」と明記される方が時々あります。これもゲイコミック同様に受け入れていますが、今のところその他のショタと厳密には区別して配置していません。明記されない場合、男性執筆者だから作品も男性向と決めつけるわけにもいかないので、今後数が増えない限り現状維持のつもりでいます。
【JUNE/BLでも二次創作(パロディ)はすべて不備扱いです】
当ジャンルは創作ジャンルですので、パロディでの申込は「ジャンル違い」で不備扱いとなります。元の作品に対応したジャンルで申し込んでください。例えば、BL小説ならFC(小説)、BLマンガならFC(少女)、BLゲームならゲーム(恋愛)となります。また、パロディとは異なりますが、女装体験記などは評論・情報へ。
【自主制作BLゲーム主体のサークルはゲーム(恋愛)へ】
JUNE/BL(あるいはゲイコミック)のテイストを含んでいても、ゲーム制作が主体であれば、当ジャンルではなく、ゲーム(恋愛)で申し込んでください。当ジャンルへの申込は不備扱いとなります。
学漫配置担当
【書類はちゃんと見直しましょう】
相変わらず書類不備が多いのですが、オンライン申込が増えて、機械的に記載不足のチェックがされるため、記載漏れによるものは少なくなっています(続く)。
逆に記載内容などは多人数でのチェックが難しくなっていると思います。学校内で皆でモニターを見ながら申し込むなど、工夫をしていただければと思います。しっかり確認して書類不備の無い申込みをお願いします。
【学校名を記入してください】
毎度書いていることですが、相変わらず学漫で申込んでいて学校名を書いていなかったり、略号だけのサークルが後を絶ちません。書類不備の多い学漫ですが、その中でも圧倒的に学校名不記載が多い(続く)。
サークル名・カット・頒布物概要のいずれかに略称ではなく正式な学校名を入れてください。サークル名に入れると、50音リストに学校名が記載されるので、サークル名への記入を奨めます。3回抽選洩れしたサークルは救済措置がありますが、書いていない場合は書類不備としてこのルールは通りません(続く)。
また、こんなことまで書いてくれたサークルがありました。「オンライン申込でサークル名入力後に学校名を入れると気付いたので、後から補足とカットに正式名を入れた。」後からでも記入できるところに書いていただければ結構ですので、忘れずに記入してください。
【販売予定】
販売予定を記入してください。無料配布だけなら、その持込予定を記入してください。会誌など定期発行物はあるはずです。書いていないところは、頒布の意思無く申込んでいるとみなされていることを自覚してください。
【関連団体の申込】
学漫では支援・研究などの関連団体や汎学校間組織など、ちょっと特殊な場合でも受け入れています。かなり間口は広くしてあると思います。学漫というジャンルにどういう理由とどういう立場で申込むのかを概要欄に毎回しっかりと書いてください。学校名・理由のないサークルは、書類不備として扱っています(続く)。
創作・アニメ・ゲーム(男性向)配置担当
【サークルカットと頒布物概要】
まずはいつものお願いです。男性向ジャンルでは基本的にサークルカットが配置並び順の決め手となっています。例えば、サークルカットが『ノーゲーム・ノーライフ』、頒布物概要に『咲-Saki-全国編』の場合、『ノーゲーム・ノーライフ』を優先しています。ただ、こういうのはやめてください(続く)。
初申込やベテランの方に多い傾向で、前記の例は分かりやすくてまだ配置できるのですが、カットが「巨乳ロリ」、頒布物概要が「男性向創作:貧乳ロリ漫画です」などは非常に判断に苦慮します。サークルカットと頒布物概要の内容は必ず合わせてください(続く)。
また、当ジャンルのよろず的な性質上、大きな声で言っていいのかわかりませんが、同じような容姿や名前のキャラクターが多数存在します。サークルカットで判断しかねるものもあるため、頒布物概要に作品名・カットに描いたキャラ名も必ず入れてください(続く)。
特に最近キャラクターの顔をアップにしたサークルカットを見かけます。特徴がワンポイント(髪留めやメガネ、眼帯など)のみになってしまいますと、この広大なオタクの世界で該当するキャラが多数存在してしまいますので、特に注意してキャラクター名を入れてください。
【合体申込について】
男性向は、あらゆるジャンルのサークルが集まるお祭りジャンルです。その性質から、合体申込も多種多様です。しかし、合体で申し込んだ両サークルが違うジャンル内ジャンルの場合には、両方のジャンルから遠い位置に配置されてしまいます(続く)。
同じ作品で別キャラといった違いであればサブジャンル内での配置にフォローできますが、極端に違う場合は、よろずのジャンルに持っていってしまいます。また、マニアック系(ハード系やリョナ等)とノーマルの合体はマニアック扱いです。ご注意を(続く)。
もし、サークルカットが違っていても、どちらか一方のジャンル島に寄せて欲しいという場合は、その旨を頒布物概要欄に記載してください。その際は可能な限り頑張ってみますが、基本的にはよろず扱いですのでご了承ください。
【マニアック系ジャンル】
次にマニアック系のお話です。男性向には、男性向固有のジャンルとして、マニアック系(ハード系やリョナ)というジャンルが存在します。マニアック系の配置は、作品の括りよりもマニアック要素が優先されることが多いです(続く)。
ですので、パロディモノでも頒布物概要やサークルカットに作品傾向が描かれていれば、マニアック系を集めた島へ配置されます(ただし、例外もあります)(続く)。
もし、「自分のサークルはマニアック系に分類されてるな」と気づいた方で、作品通りの配置が良い場合は、「作品ジャンル配置を希望」する旨を頒布物概要に書いていただければ考慮します。最近では、ハードコア系でも作品ジャンルに配置希望の方は、ほとんどジャンル配置しています(続く)。
現状では、リョナグロなどの他に、ふたなりやソフトSMなどもマニアック系に分類されています。マニアック系から少し離れることもありますが、最近増加傾向にある露出系や巨大娘系をまとめるのも継続中です。
【混雑配置について】
最後に混雑配置についてです。「なぜジャンル島じゃなかったのか?」というご意見をままいただきますが、その多くがC、コ、セといった壁と向かい合わせのブロックや、I、キブロック等のホール中央の幅広い通路に面しているブロックに配置されているサークルさんからです(続く)。
これらのブロックは、通称「偽壁」と呼ばれるホールとホールの間のブロック(M、ミブロック等)とほぼ同等の扱いとして、島中では混乱するほどの混雑が予想されるサークルさんを中心に、男性向では配置しています。したがって当該ブロックは、よろず的に配置されることが多いです(続く)。
これらのブロックに配置されるサークルさんで、ジャンル島にいたいと強く要望される方もいらっしゃいます。こちらもジャンル島希望の方については、可能な限り島配置を考えていますが、頒布物の持込数による周りへの影響や、混雑対応の安全面から考えて配置させていただいていますので、何卒ご理解ください。
【昨今のアンケート事情】
配置に関するアンケートなのですが、よく「スペースにずっといたのでわかりません」という回答をいただきます。ごもっともなのですが、その場合、自分のサークルの周囲はどうだったか教えてください。それも貴重なご意見ですので、機会がありましたらよろしくお願いします(続く)。
この欄を見て下さった方が割といたようで、ご自身のスペース周辺の様子を書いていただけることが多くなってきました。皆さんいつもご協力ありがとうございます。
【おわりに】
すべての参加者に楽しんで欲しいと思って配置しています。男性向って大混雑だけど楽しい。私自身も本を買いに並んでいると、いまこの瞬間、全世界で一番同人誌が好きだというパワーに溢れている場所はここなのかもと思って、思わずニヤけてしまいます。皆さんはそう思いませんか? 今回も全力で楽しんでください。