コミックマーケット 103
ブルーアーカイブ配置担当　一言コーナー

透き通るような世界観が2年という期間を経て熟成し、ジャンルとして独立するまでに至りました。ブルーアーカイブの配置担当です、よろしくおねがいします。

ジャンル312「ゲーム(ネット・ソーシャル)」の流れを汲んで申込が多かったキャラを発表してみたいと思います。後述しますが、明確にキャラ単体と認識できた申込と、部活及び所属中心と認識できた申込が対象になっています。サークルカットにキャラクターだけが書かれているような申込は対象外です。

1位『ミカ』、2位『ユウカ』、3位『トキ』、4位『コハル』、5位『ホシノ』です。ミカとユウカが圧倒的な人気を集めており、3位以降にダブルスコアをつける差になりました。ミカの人気はエデン条約の影響が大きい気がします。

1位『セミナー』、2位『Cleaning & Clearing』、3位『対策委員会』、4位『ティーパーティー』、5位『補習授業部』です。セミナーやC&Cは所属メンバーの人気が平均的に高く、「セミナー中心」のようなオールキャラ申込も多いため、コンストラクターズとして上位にあがってきた感じです。

いただいた問い合わせや質問などに返答していきます。多言語で書かれていたりと国際化の波を感じましたが、できれば日本語で書いていただけると嬉しいです 。誤訳が怖いので。

「キャラとしてまとめられているところから外れたところに配置されていたサークルがあった」というご指摘を複数いただきました。こちらにつきましては「合体サークル」で申込されており、キャラ単体として配置できなかったためです(続く)。

どちらかのサークルに合わせてキャラ島に配置すると、もう片方が浮いてしまうため、オールキャラとして扱わせていただいておりましたが、カタログの並びだけを見ると、キャラ島から離れた形に見えました(続く)。

また、頒布物概要に「私の好きなキャラを集めた」「ブルーアーカイブでなにか」のような記載で、キャラのイラストだけがサークルカットに書かれている申込も「何が書かれるかわからない」と判断せざるを得ず、オールキャラとして扱っていました(続く)。

「サークルカットに単体キャラクターが記載されているが、頒布物概要にも、サークルカットにも記載がない」申込については、キャラクターとして分類させていただきました。オールキャラの方が座りは良いと思いますが、その場合、全体の3割がオールキャラになるからです。

「搬入量が多いため壁に配置してほしい」というご意見をいただくことがあります。こちらについては、配置されたスペースに搬入可能な量の持ち込みをお願いしています。また、搬入量が多いからとスペースの横に出て頒布せず、スペース内からの頒布をお願いします(続く)。

「アリスの話を書くのに、他のキャラも出てきたらオールキャラですか？」という相談ですが、二人以上のキャラクターが出てきたからといってオールキャラとはなりません。アリスが中心となって話が展開するのであれば「アリス中心」の申込で大丈夫です(続く)。

先生とアリスの場合は「アリス中心」ですが「先生×アリス」でも良いです。「モモミドも含めてみんなで遊ぶ」みたいな話の場合、アリスが中心なら「アリス中心」でも良いですが、ゲーム部のみんなが好きであれば「ゲーム部中心」になります(続く)。

学校・所属を超えるような場合、どうしても「オールキャラ」に近い扱いになりますが、運良く隣接配置ができた場合は学校の間に配置できますので、「オールキャラ」ではなく「ホシヒナ」や「サオアズ」などのカップリングとして頒布物概要に記載してください。

わからないことや、気になることは、サークル申込時にあるアンケートに書いてください。可能な限り回答していければと思います。また、配置に関する要望等は「頒布物概要」に記載ください。居心地が良い配置を模索していきたいので、是非アンケートで意見をいただければと思います。

ブルーアーカイブ以外のサークルカットは論外ですが、「トキのサークルカットですが、トキは出ません」のような申込も配置することができないため抽選漏れとします。「トキのサークルカットですが、トキは出ません。C&C中心のギャグまんが」であればC&Cに寄せさせていただきます(続く)。

サークルカットが「トキ」のイラストのみが描かれており、頒布物概要に「アスナ中心です」と書かれても、サークルカットと頒布物概要が異なるため、配置が不可能となります(続く)。

サークルのロゴのようなイラストだけや、サークルのオリジナルキャラクターが記載されたサークルカットもありましたが、頒布物概要に何も書かれていないとブルーアーカイブの申込かの判断もできないため、抽選洩れとします。

頒布物概要の基本的な書き方については、一言コーナーの冒頭に書かれている「頒布物概要の書き方の案内(パロディジャンル版)」をまず初めに参照ください。また、基本方針はジャンル312「ゲーム(ネット・ソーシャル)」を踏襲する形となります(続く)。

頒布物概要に何も書かれていない申込が多数ありました。「ブルアカ本」「何か出します」「初参加です」「いろいろ」「複数人で書きます」「今度こそ」「前回の続き」「いつもの」「よろしくおねがいします」などは、何も書かれていないのと同じです(続く)。

中心となるキャラクター(学校、部活、もしくはカップリング)、形態(漫画、イラスト、小説等)、作品傾向(シリアス、ほのぼの、ギャグ、テーマ)や、成年区分（全年齢、成年向け）、カップリング傾向(男女カプ、百合等)、詳細な記載をお願いします(続く)。

ブルーアーカイブの分類時の優先順位 は「大分類（単体キャラ、オールキャラ、小説等）→中分類（学校・所属等）→小分類（部活・委員会等）→キャラクター→抽選」の順に作業を行っています。この時、分類を跨ぐ表記や合体申込の場合、一段上の分類として扱います(続く)。

「アリスとトキ」の場合は「ミレニアム中心」、「ユウカとミカとアル」の場合は「オールキャラ」として扱います。「ミカコハ」のような場合は、ティーパーティーと補習授業部を隣接できるように努力はしますが、申込数の都合で必ず間に配置できるとは限りません(続く)。

「好きなキャラ詰め合わせ」「SNSのまとめ」「いろんなキャラ」などの場合、キャラクターが不鮮明なため「オールキャラ」として扱いますが、「オールキャラのギャグ本」や「キヴォトスの学校別制服コレクション」などに比べると抽選が不利になります(続く)。

サークルカットにキャラクターのイラストだけが記載されており頒布物概要の記載がない場合や「イラスト本」とだけ記載があった場合、サークルカットのキャラクター単体か、他キャラクターがでてくるか判断ができません(続く)。

「少なくとも、サークルカットのキャラクターの何かは書かれるはず」と判断し、キャラ単体に寄せていますが、「アル中心のギャグまんが。全年齢向け」や「シロコの強盗日記。成年向け表現なし」のようにキャラクター名などを記載している申込よりも抽選が不利になります(続く)。

サブジャンルで「オールキャラ」を選んだだけで頒布物概要が無記入だったり、「ブルアカ本」と書いているだけの場合、「エデン条約後のミカとアリウスの反省会」や「ゲーム部の作ったVRゲームから脱出できないアリウススクワッド」のように詳細を記載されている申込よりも不利になります。

中心キャラクターの目安としては、頒布物の半分以上が同じキャラクターで書かれているなら中心キャラクターです。逆に、半分以上が異なるキャラクターばかりであれば、そのキャラクターに応じて部活ALL、学校ALL、オールキャラと記載してください(続く)。

たとえば、半分以上アルが書かれているなら「アル中心」で、残りがカヨコやムツキなら「便利屋68中心でアル」か「便利屋68中心」に、ほとんどがアリスで、一枚だけモモミドがいる場合は「アリスのイラスト本」か「アリス中心ゲーム部」などになります。

部活や所属内で複数のキャラクターであれば、「エンジニアオールキャラ」や「補習授業部中心」と記載してください。学校単位であれば「ゲヘナ中心」や「トリニティオール」になります。学校を超える場合は「オールキャラ」になります。

漫画は、シリアスか、ギャグか、成年向けなのかを併せて記載してください。頒布物概要に「漫画本」とだけ記載し、サークルカットを見ると「R-18」などと記載されている場合がありますが、見落としてしまう可能性があるので、頒布物概要にも記載してください(続く)。

小説は、頒布物概要に小説と記載されていた場合はまとめて「小説島」として寄せています。キャラクターとして分類を希望される場合、頒布物概要に「アリスのゲーム部観察日記風小説。小説ですが、キャラクターに寄せてください」等の寄せ希望を記載してください(続く)。

イラストは、「イチカ中心イラスト本」「ティーパーティーのお茶会風景イラスト本」や「冬向け私服イラスト」「下着本」のように、何某かのテーマがあれば記載してください。テーマがしぼりきれないなら「全年齢よろずイラスト」のように曖昧であることを記載してください(続く)。

漫画は、「アロプラといちゃいちゃ」「ムツキちゃんをわからせる」「先生がヒナ委員長を教育」「ネルと仲良しする」のような記載は、全年齢向けと成年向けの区別がつかないため、基本的に成年向けと判断し、抽選は不利になります。

合体申込を行う際は、同じキャラクター、同じ学校、または同じ部活・所属でお願いします。同じ部活であれば部活ALLとして扱い、同じ学校であれば学校ALLとして扱いますが、それすら異なると、オールキャラとして扱いますが、抽選は不利になります(続く)。

今回、学校を跨ぐキャラクター同士での申込があまりにも多く、そのままオールキャラとして分類すると全体の3割以上がオールキャラとなる状況でした。その状態ではオールキャラの中でも配置が困難となるため、合体申込で学校違いの申し込みについては、抽選が厳しくなっています。

カップリング表記に関するお願いとなります。コミケットでは、原則受け並べをしています。カップリング表記については攻め受けの正確な表記の記載をお願いします。逆カプ並びを防ぐためです(続く)。

記載としては「攻キャラクター×受キャラクター」や「受けキャラクター中心」の記載をお願いします。カップリングでない場合は「キャラクターA・キャラクターB」や「キャラクターC＋キャラクターD」のように記載してください(続く)。

また、先生については男か女も記載してください。たとえば「男先生×カンナ」（男女カップリング）と「女先生×カンナ」（百合カップリング）は全くの別物です(続く)。

サークルカット上では「ミドモモ」のような省略表記でも問題ありませんが、頒布物概要には「ミドリ×モモイの百合漫画本。成年向け表現なし」等正確な作品名とキャラ名での記載を強くお願いします。

作品傾向の記載とは別に、成年向表現の頒布物がある場合は、未成年の参加者と隣接しないように可能な範囲で調整を行っていますので、頒布物概要に「成年向」「18禁」「Ｒ18」等の記載をお願いします(続く)。

成年向表現がない場合においても「全年齢向け」「一般向け」「健全」等の記載をお願いします。これらを元に同じ表記同士をなるべく近くへ配置します(続く)。

成年向表現の有無が記載されていない場合、頒布物概要やサークルカットを総合的に判断しますが、配置担当者側で成年向側に寄せた配置を行います。

頒布物概要に「全年齢向けですが、成年向けサークルが隣接しても大丈夫です」や「男性向サークルと離してください」等、頒布物の内容以外に配置上の希望があれば、併せての記載をお願いします(続く)。

頒布物概要の内容に基づく分類の範囲内での調整となりますので、ご希望に添えない場合もありますが、可能な限り頑張ります。

他作品とクロスオーバーするような場合は、頒布物概要に「原神とのクロスオーバー作品」のような表記があれば、配置可能です。記載がない場合、ジャンル違いで配置が不可能となります。

配置作業中のお供にロールケーキを食べることが多いです。