熱中症とは、高温多湿の環境で生じる障害の総称です。体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かないことにより体内に熱がたまり、めまいやだるさ、吐き気、頭痛が起き、ひどい場合には意識を失ったり死ぬこともある恐ろしい状態です。当日の天候によって発症率に大きく差が出ます(下図)。暑さ対策に以下のようなチェックリストで十分な対策をしましょう。
C90
- 天候: 晴れ 〜 曇り
- 平均最高気温: 31.4℃
C92
- 天候: 雨曇り 時々 晴れ
- 平均最高気温: 28.4℃
4〜5日前から身体を暑さに慣れさせる(数十分の散歩)
朝食はしっかり摂ること。朝食抜きはダメ!
朝起きたら水を飲む(500mlペットボトル半分 程)
定期的に水分を取る(30分から1時間おき)
十分に水を摂って暑さに備えましょう。列についたら少しずつ追加の水を飲んでいきます。トイレを気にして水を控えることは絶対にやめてください。
必ず水分を持参する
待機列には自動販売機はありません。必ず水分を持参してください。なお、コーヒーのようなカフェインを含む飲料は、利尿作用が有りますのでなるべく避けましょう。
発汗対策に塩分も持参する
塩以外に経口補水液やスポーツドリンク、塩分を含むアメなども効果的です。
風通しの良い服、つばの広い帽子を着用
日焼け止め、紫外線対策をしっかりとしてください。列に並んで日光を浴びる際はなるべく長袖で、吸湿・速乾性のよい白色系の衣服で来場ください。また、つばの広い帽子も有効です。ただし、日傘は他の人の迷惑になるので注意。
いつも飲んでる薬を飲み忘れない!
薬の飲み忘れ、いつも飲んでる薬の携帯は忘れずに!
気分が悪くなったら出来るだけはやく周りの人やスタッフに助けを求めて!
手遅れになると命に関わります。会場に入ってからも注意が必要です。また、疲れて動けなくなる前に会場を離れることも考えてください。
コスプレされる方へ
屋外でコスプレをされる場合、熱の逃げにくい服装は要注意です。特に全身の着ぐるみやぴったりとしたレザースーツなどは熱がこもりすぎて危険な場合があります。当日の天候や自分の体調を考え、危険と判断した場合はなるべくこのような格好は避けてください。