保存ファイルの形式

今回からMacintosh版とWindows版のファイル形式が同一になりました。

Comiket Catalog Browserの保存ファイルは、カンマ句切りのCSV形式です。これは他のプログラムでも取り扱えるように、一般的な形式にしたものですから、是非有効活用して下さい。

ファイルの先頭行には、ファイルに関する以下の項目の情報が、項目ごとにカンマで区切られ、以下の順番で入っています。これにより第何回のコミケの保存データか、どのOSで保存したのかが分かります。

(1) ファイルを判別する固定の文字列
(2) ファイル形式のバージョン
(3) 第何回のコミケかの情報
(4) 保存したOSの種類

将来、この後ろに新たな項目が追加されするかもしれません。従いまして、このファイルを利用するプログラムは、これ以降に項目があっても無視する構造が望ましいです。

2行目以降は、チェックしたサークル、あるいはメモを書き込んだサークルを1レコードとし、それぞれを行単位で格納しています。1レコード内のデータはカンマで句切られ、次の順番に並んでいます。

(1) サークルのシリアル番号
(2) チェックカラー番号(0〜6)
(3) ページ
(4) サークルカットの位置
(5) 曜日
(6) 地区
(7) ブロック
(8) スペース
(9) ジャンル
(10) サークル名
(11) 代表的な著作者
(12) 代表的な著書
(13) URL
(14) メールアドレス
(15) 補足
(16) マップ用X座標
(17) マップ用Y座標
(18) メモ
(19) サークル名の読み仮名

将来、この後ろに新たな項目が追加されするかもしれません。従いまして、このファイルを利用するプログラムは、これ以降に項目があっても無視する構造が望ましいです。

このファイルを別のプログラムで変更する時は、行単位で処理し、各行内の各項目の内容は変更しないで下さい。行単位でしたら、ファイルを分割したり、削除を行っても大丈夫です。ただし、一行目だけは、絶対に削除しないでください。ファイルを分割した時は、両方に一行目を入れて下さい。一行目以外は行単位で順番が入れ代わっても大丈夫ですが、Macintosh版で読み込んで再度保存すると、カタログの順番に戻ってしまいます。

Macintosh版の保存ファイルは、リソースフォークに、閉じる時に最後に見ていたページや、印刷設定の情報等が入っていますが、これは消えても影響ありません(Windows版で保存したり、他のソフトで編集すれば、これは消えます。)。次に開いた時、最初のページが開き、印刷設定は初期値に戻るだけです。

Macintosh版では、Windows版で保存したり、他のソフトで編集したりしてクリエイターが変更されると、ナビゲーションサービスが有効な場合は、Openダイアログから見えなくなるかもしれません。この場合は、Openダイアログの表示を、「種別が明白な全ての書類」から「読込み可能な全ての書類」に変更してください。