・ | 参加サークル数 | 3,400 |
・ | 申込サークル数 | 3,400 |
・ | 参加企画数 | 95 |
男性 | 女性 |
---|---|
660 | 1,270 |
正直ここまで盛り上がるイベントになるとは考えられなかった。
参加者の方々にとって、やはり「コミケ」の存在は別格なのだな…と、再確認できました。
コミケって、同人誌即売会としての機能が大きいのはもちろんだけど、精神的な支えとしての存在…「実家」みたいなモノなのか?
「祭」なのに参加の仕方が裏方だったのが残念。サークルの方々の酔っ払いぶりを後日聞くたびにうらやましく思う。スタッフはお酒楽しめないし…。 スタッフとしては、通常コミケで出会いにくい他部署の人々と同じ仕事に関われておもしろかった。 今後の風通しが良くなりそう。終わってみればやれやれだけど、立ち上がりの頃の不安は大きかった。 「学園祭」って盛り上がるのか? 杞憂でした。 …企画・サークルの方々、そして自分で楽しみを見つけ出す事にたけていた参加者の方々。 皆の思いがコミケをいつまでも変わらぬ姿で存続させていくのだなと確信しました。ありがとう。 追記・一番おもしろかった当日のシーン。疲れ始めた参加者の中をシュコーンシュコーンと元気よく走り続けるミニ四駆。 |
有明、東京ビックサイトにコミケットが移ってかれこれ10年が過ぎました。
コミケットはビックサイトで試行錯誤してきた10年でした。
今回のスペシャル4ではビックサイトでどんな事が出来るか? 24時間やれるか? などを考えて始まり、
どこまでビックサイトに怒られずにやることが出来、それを通常のコミケットに反映していけるかなどを踏まえたうえで今回のスペシャルという実験を行いました。 思い切った実験ではありましたがスタッフもアレヤコレヤ、通常とは違う作業にてんてこ舞いしながら話を進め、当日を迎えました。 結果、最近のコミケットでは絶対にあり得なかった異様な盛り上がりを見せました、小部屋企画で集い賑あう人々、 屋外展示場のケータリングに列び、食する人、4階企画のメイド喫茶、マニアックスでの古物販売、 ビエンナーレ展示にステージでのバンド演奏や出し物、様々な企画、アトリウムまでも一体感があり、 祭りや文化祭のような「ハレの日」を感じるコミケットスペシャルが完成しました。 また今回のスペシャルには飲酒もあり、24時間ぶっ続けでの体力の限界、1部・2部のサークル入れ替え、 当日まで懸念されていた事柄がいくつもありましたが、泥酔で倒れて救急車で運ばれる事もなく、 倒れて家に帰れない人も出ず、入れ替えも無事に済み、たいした怪我人もなく無事に終了する事が出来ました。 参加されたサークル参加者、一般参加者にスタッフの方々に感謝致します。 |
Webでのプログレスレポートでは飄々とした書きぶりをしていましたが、正直準備が間に合うのか? とハラハラだったのが昨秋〜1月の状況でした。
申し込み受付やその処理は、去年の内の作業でしたが、やはり、冬のコミケットが終わらないと準備会としてのスペシャルの本格稼働は難しかったです。
しかも、今回は企画がらみで通常のコミケットとはだいぶ違った作業もありましたし。
おかげで、年明けは正月から大突貫工事の日々が続きました。巻き込まれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。 当日は、イベントそのものが立ち上がるまではいろいろとトラブルもありましたが、立ち上がってからは、拍子抜けするほど順調に過ぎていったような気がします。 そして、ここまで盛り上がって、ここまで皆さんに楽しんでいただけるとは思っていませんでした。 これも、様々な企画を考えてくれた、サークル・企画参加・各セクションのスタッフのご協力があればこそです。 今回、コミケットとしては珍しくWebを活用してみました。 プログレスレポート、参加サークル・企画の全リスト公開、各企画へのリンクページ……。 いかがだったでしょうか?これからも、情報発信手段としてはWebをいろいろ使っていこうと思っています。 とはいうものの、ネット全盛の世の中ですが、リアルなイベントであればこそスペシャルという企画は成立し得たわけで、 その意味でもコミケットという「場」を自ら再認識したしだいです。 |
(2005年5月 米沢嘉博) |