コンテンツ・ファッションなど、日本を発信元とする文化が、海外に於いても高く評価され、人気を博すことは、日本に対する好意的な評価と文化的理解をもたらし、国際社会に於ける日本の立場を安定させる効果を持つと考えられます。
本シンポジウムでは、コミックマーケットを代表例とする、このような文化を支える創作活動と、それを支える社会環境について学術的な視点から、明らかにすることを目的としています。
京都大学文学部史学科卒業後、日本放送協会(NHK)に入局。デジタルアート作品の公募番組である「デジタル・スタジアム」チーフプロデューサーや、ヨコハマEIZONE総合プロデューサーなどを務める。2008年4月より東京藝術大学大学院映像研究科教授として、アニメーション専攻において企画構成領域を担当している。
東京大学法学部卒業後、外務省入省。総合外交政策局政策企画室長等を経て外務省広報文化交流部文化交流課長としてアニメ文化大使・ポップカルチャー発信使(通称:カワイイ大使)・国際漫画賞などをはじめとする、日本のポップカルチャーの海外発信を担当。現在は中東アフリカ局中東第二課長として、中東地域の外交政策の企画立案等を担当している。
1980年代より、コミックマーケットを中心に、様々な同人誌即売会の運営に携わる。コミックマーケット準備会では、主に館内での参加者対応・安全管理とサークルに関する全般的な業務で活動。2006年9月よりコミックマーケット準備会共同代表となる。
京都大学大学院法学研究科修士課程修了後、民間企業勤務、産能短期大学講師を経て、東京大学大学院情報学環特任講師を務める。現在は「ファッション産業政策」等を担当。また、東京工業大学エージェントベース社会システム科学研究センター特任講師・文化女子大学文化ファッション研究機構客員研究員を兼ね、行政学・ファッション政策に関する研究教育を行っている。