コミックマーケットシンポジウム
「ユーザーが産み出す超多様性市場としてのコミックマーケットとその今後」

 本シンポジウムでは、コミックマーケットが、多様な創作活動が一堂に会する「場」としての市場的機能が、コンテンツにおける創造・流通と消費の各プロセスにどう関わっているか、また社会にどのような影響を与え、関わっているかを、社会システム論とネットワーク経済という学術的な視点から明らかにしようとするものです。

概要

参加事前登録

パネリスト・モデレータ プロフィール

●出口 弘(でぐち ひろし) 博士(理学)・ 博士(経済学)

 東京工業大学大学院総合理工学研究科システム専攻博士後期課程修了。福島大学経済学部助手、国際大学グローバルコミュニケーションセンター助教授、中央大学商学部助教授、 京都大学大学院経済学研究科助教授を経て、現在、東京工業大学大学院総合理工学研究科教授。 専門分野である進化経済学・計算組織論・社会シミュレーション・コンテンツ産業論の立場から、コミックマーケットについて関心を持っている。


●田中 秀幸(たなか ひでゆき)

 東京大学経済学部卒業後、通商産業省(当時)に入省。同省及び自治省(当時)において、行政官として産業政策や地域政策などを担当するとともに、米国フレッチャー法律外交大学院を卒業。東京大学社会情報研究所助教授を経て、現在、東京大学大学院情報学環・学際情報学府准教授。専門分野であるネットワーク経済論・情報経済論の立場から、コミックマーケットについて関心を持っている。


●筆谷 芳行(ふでたに よしゆき)

 明治大学経営学部卒。在学中は漫画研究会に所属。1980年代より、コミックマーケット準備会に参加。2006年9月より、コミックマーケット準備会共同代表となる。コミックマーケットにはボランティアとして参加しており、本職は、老舗出版社のマンガ雑誌編集者である。


●中村 仁(なかむら じん)

 京都大学大学院法学研究科修士課程修了。民間企業勤務、産能短期大学講師を経て、東京大学大学院情報学環・学際情報学府特任講師、東京工業大学エージェントベース社会システム科学研究センター特任講師。文化女子大学文化ファッション研究機構客員研究員。専門分野である行政学・ファッション政策の立場から、コミックマーケットについて関心を持っている。



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