コミックマーケット60アフターレポート
- 入場者数
-
- 10日(金) 15万人
- 11日(土) 16万人
- 12日(日) 17万人
- サークル数
-
- コミケット公式発行物
-
- コミックマーケット60カタログ(表紙、門井亜矢)
- 紙袋(大・小)(潮干珠生姑)
- コミックマーケット60回記念パスネット(Dr.モロー)
- コミケット叢書2「マンガと著作権」(監修、米沢嘉博)
- 主要マスコミ取材
-
- ARDドイツテレビ
- 韓国KBS放送公社
- TBS
- テレビ朝日(TONIGHT)
- 毎日新聞
- 他
☆7月末に猛暑が続いたこともあって、
今回の夏コミは暑さ対策について検討されていたが、
幸いなことにコミケット当日は曇という天気で始まった。
会場内の温度は急上昇したが、熱中症、日射病などの急病人はほとんど出ず、
救護室が空いた状態だったのは、良いことであった。
しかし、二日目の夕方から雲行きが怪しくなり、
雨シフトに移行するかどうかで準備会は右往左往した。
三日目は朝から小雨が続き、入場導線は、雨天時のシフトに変更された。
昨年の夏コミより一日当たりの人出が多かったこともあって、
会場内はかなりの混雑を見せたようだ。
今回、七月末に明石で起こった花火大会の事故の反省もあり、
人出の多いイベントに関して警備強化などの強い指導があり、
警察側からも人を出して、事故を起こさないよう配慮がなされた。
いつも以上に、館内に制服の警察官、消防官が目立ったのは、
そうした状況のためだった。
また、いつもより近隣での違法駐車が目立ち、
警察によるレッカー移動なども行われたという報告も入っている。
加えて、今回目立ったのが、東京フロンティアビル周辺からの苦情で、
公園の花壇が踏み荒らされるようなトラブルも起こっており、
厳しい注意がコミケットになされた。
草花などについては、コミケット側から弁償するという形になった。
次回、一般向けの注意書きで、
花壇や他の公共施設への立ち入り禁止などについて注意を促していく事になる。
三日目の十一時半頃、東地区の会場内に十数個のガムテープではさまれた形状のカンシャク玉が、
ばらまかれ、そのうちの何個かが雑踏に踏まれて破裂した。
元々ケガなどにつながる可能性は無い物ではあったし、
幸いパニックも起きなかったが、
悪質なイタズラ、コミケットに対する嫌がらせとして、
コミケットは緊急警戒態勢に入った。
この事件に関する予告や犯行声明などは無い。
もし、当日不審な人物や、該当する行為を行っていた人物に心当たりがある方は、
準備会までお知らせ願いたい。
こうした愉快犯的な行為であっても、続けば、コミケットは終了することになる。
ビッグサイト移転以後続いている脅迫状も含めて、
解決されなければならない問題である。
参加者のご協力をお願いしたい。
尚、このアフターレポートは、その後の情報、取材マスコミ一覧リストなどを加えて、
次のコミケットカタログに掲載されることになる予定です。
コミックマーケット一般参加者サポートページに戻る
コミケットのトップページに戻る